事業化支援事例

2019年度　札幌型ものづくり開発推進事業（札幌市補助事業）

トラディショナルメソッドとは、スパークリングワインを製造する方法の１つで、一度果汁を発酵させて製造したワインに酵母と糖を加え、再び瓶内で発酵させることで、アルコール発酵で得られる炭酸をワインに加え、スパークリングとする方法（瓶内二次発酵）。二次発酵後に酵母のオリを抜くため、約10日間かけて瓶内にオリを集めて凍結させ除去するなど、商品化まで非常に手間と時間がかかる製法です。

北海道内の自社直轄農場および契約栽培農家で収穫されたワイン専用品種の葡萄をもとに醸造しており、「TypeM」はティラージュ(瓶詰め)後、デコルジュマン(滓抜き)まで9か月以上の熟成を行った軽快なスパークリングワインです。本製品では「札幌型ものづくり開発補助金」を活用し「マロラクティック発酵による酸度制御を用いたスパークリングワインの高品質化」を実現しています。本成果によって酸味調整及び風味の複雑さが増した事で品質が向上しております。

担当者：経営企画室　田島

TEL：0134-34-2181

E-mail：hirotaka-tajima@hokkaidowine.co.jp

北海道ワイン株式会社　公式オンラインショップ

北海道ワイン　トラディショナルメソッドTypeM.pdf