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平成29年度 事業開発支援
札幌型ものづくり開発推進事業(札幌市補助事業)
抗体創薬用ファージディスプレイ技術開発
分野 | 健康福祉・医療 |
企業・団体名 | 株式会社イーベック |
事業の概要 |
イーベックが現在持つ抗体作製技術にファージディスプレイを取り入れ、医療用ヒトモノクローナル抗体作製技術開発を目指す。これにより、感染症、自己免疫疾患、がんなどの幅広い疾患に対する抗体開発が可能となる。 |
新規重症インフルエンザ治療薬の試作品製造
分野 | 健康福祉・医療 |
企業・団体名 | 株式会社エヌビィー健康研究所 |
事業の概要 | 現在、インフルエンザの重症化予防には、ワクチンの接種、発症48時間以内の抗ウィルス薬の服用が有効とされているが、重症化したインフルエンザに対する有効な治療方法は確立されていない。エヌビィー健康研究所では、これまでの研究成果をもとに、新規重症インフルエンザ治療薬の本格開発につながる試作品の製造を目指す。 |
自律型3DCGキャラクターライブシステムの開発
分野 | IT |
企業・団体名 | クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 |
事業の概要 | クリプトン・フューチャー・メディアでは、「初音ミク」を中心とした3DCGキャラクターが登場するライブイベント等を実施している。3DCGキャラクターが音楽や音声を認識し、自律的動作を実現する手法を確立し、これに連動する照明装置と合わせたライブシステムを開発する。 |
プロジェクションマッピング・キャリブレーションソフトウェアの開発
分野 | IT |
企業・団体名 | 株式会社テクノフェイス |
事業の概要 | プロジェクションマッピングによる画像投影は、アール状の壁や凸凹、角などの対象物では歪みが生じ、その歪みの補正は、一般的にはプロジェクター内蔵のキャリブレーション技術で行い専門知識が必要である。テクノフェイスでは、キャリブレーションをソフトウェア上で行い、投影した映像の歪み等を簡易な操作性で補正するソフトウェアを開発する。これにより、専門的な知識がなくても操作が可能となり、経費や時間の削減にもつながる。 |
金属部品の硬度・疲労強度・耐食性を高度に改善する表面改質技術:Scanning Cyclic Pressの実証試験機開発
分野 | 製造 |
企業・団体名 | 株式会社ハイブリッジ |
事業の概要 | ハイブリッジと北海道大学が共同で開発した技術「Scanning Cyclic Press(SCP)」は、金属部品の表面に圧縮負荷を振動的に与え、表面を改質することで硬度・疲労強度・耐食性等を改善する技術である。SCPの表面改質時間を短縮し、様々な部材への適用を可能とするために、SCP実証試験機を開発し改質実験を行い、本手法の実用化を目指す。 |
非侵襲血中濁度二次元画像散乱計測装置の開発
分野 | 健康福祉・医療 |
企業・団体名 | メディカルフォトニクス株式会社 |
事業の概要 | メディカルフォトニクスでは、メタボリックシンドロームが原因で引き起こされる食後高脂血症に着目し、血中脂質の測定装置として、非侵襲脂肪計測装置の開発を行ってきた。これまでの開発ノウハウを生かし一般用小型機の開発を目指す。 |
札幌型環境・エネルギー技術開発支援事業(札幌市補助事業)
路盤掘削工事を必要としない高効率簡易設置型ロードヒーティングシステムの技術開発
分野 | 技術開発支援 |
企業・団体名 | 三栄工業株式会社 |
事業の概要 |
簡易設置型パネルの開発と地中熱回収システムの開発を目指す。
簡易設置型パネルは取付け・取外しを簡便なものとし、自家用車両の乗降にも耐える強度と耐久性を備え、従来型ロードヒーティングと比較し、大幅な融雪速度アップを目指す。また、簡易設置型であるため、従来のロードヒーティングと比べ修理・交換費用が大幅に削減可能となる。
地中熱回収システムは循環ポンプとステンレスパイプからなり、地中内部の熱エネルギーをそのまま融雪エネルギーとして利用する。地中熱の有するエネルギーは、非常に弱いため一般的に熱交換用ヒートポンプを必要とする。簡易設置型パネルの高熱伝導性を利用すれば、ヒートポンプを用いずにさらなるランニングコストの大幅削減が可能となる。
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寒冷地においてより経済性に配慮し、地中熱活用による高効率暖冷房システム導入のための実証試験
分野 | 技術開発支援 |
企業・団体名 構成員名 |
(コンソーシアム)旭建材株式会社 ほか1社 旭建材株式会社 株式会社コロナ |
事業の概要 | 3地域以南においてZEH対策として導入が進む鋼管杭利用による地中熱ヒートポンプ暖冷房システムを道内において普及させることを目的に、昨年度に引き続き、地質条件等異なる新規施工住宅に新工法を含む、本システムを導入し地中温度等のデータから施工性、経済性等について追加確認するものである。 |
ドイツ・ペンダー社の高効率遠赤外線暖房システムの日本国内での販売に向けた実証試験
分野 | 技術開発支援 |
企業・団体名 | 北斗重工株式会社 |
事業の概要 | 新高効率遠赤外線暖房システムの国内販売開始にあたり、コストダウン等により競合製品と差別化することを目的とし、各部材の機能、性能、材質等の検証を行いライセンス生産もしくは国内調達の可能性を検証する。また、実証試験にて、熱分布や騒音等の快適性、燃料消費量等のデータを測定し性能を把握する。さらに、積雪寒冷地での使用であることを踏まえ、排気ガスからのドレン対策の検討及び灯油仕様の熱源機の開発について検討を進める。 |
寒冷地型高断熱高気密住宅用空調システムによる自然エネルギー利用型省エネルギー技術の開発
分野 | 技術開発支援 |
企業・団体名 構成員名 |
(コンソーシアム)環境エネルギーコンソーシアム 株式会社エコテック 株式会社住まいのウチイケ 北海道科学大学 |
事業の概要 | 昨年度、寒冷地の高断熱高気密住宅において汎用ヒートポンプエアコンを熱源とし、室内温度分布が均質で、床面も暖かい全館空調システムを開発した。本年度はこれを改良して温度変化を少なくすることで、快適性を向上させ、特に負担の大きい寒冷地の暖房エネルギーの削減を主眼に、太陽熱や外気などの自然エネルギーを活用して、年間を通しての消費エネルギーの削減を図ることで、太陽光発電の依存度が小さなZEHの実現を目指す。 |
家畜糞尿利用バイオガスによる燃料電池発電システムの開発
分野 | 技術開発支援 |
企業・団体名 | 株式会社セテック |
事業の概要 |
家畜糞尿発酵ガスは高濃度の硫化水素(3000ppm)を含有する。通常ガスエンジン発電では硫化水素濃度20ppmを許容しているが、高効率でクリーンな発電方式である燃料電池では硫化水素1ppm以下が要求され、その実用化実績はない。 本事業では生物脱硫とケミカル脱硫の組合せにおいて、ケミカル脱硫の多段式移動層による深部脱硫システムを開発し、バイオガスの蒸気改質と深部脱硫により燃料電池(PEFC)によるバイオガス発電システムを開発する。 |
バイオディーゼル混合軽油(B5軽油)の販路拡大と市場調査および展示会出展
分野 | 販路開拓・拡大支援 |
企業・団体名 | 株式会社どりーむ |
事業の概要 | B5軽油は平成19年の揮発油等品質確保法改正により軽油規格とみなされ、全てのディーゼル車両での利用が可能となった。平成27年2月より製造を開始したB5軽油は、平成28年度から新たに、公共工事の重機用燃料として販売を開始したが、事業経過年数が浅いため需要者への製品認識が広がり辛く、今後の更なる普及拡大を目的とした市場調査と展示会出展を通じて、市場の開拓を更に推進する。 |
地域の仕組みづくり事業
地域産業クラスターものづくり支援事業
No | 地域 | 機関名 | 件名 |
1 | 旭川 | 旭川食品加工協議会 | 「旭川産酒粕」を使った新商品の開発 |
2 | 愛別 | 愛別町 キノコ新商品開発プロジェクトグループ | 愛別産のきのこを活用した”ごはんの素”の製品の開発 |
3 | 下川 | 一般財団法人下川町ふるさと開発振興公社 | 地域の木材・加工技術を活用したエンディング(終局)商品の開発 |
4 | 比布 | 比布町まいたけオイル開発協議会 | 比布町産舞茸を使用した『まいたけオイル』の開発 |
5 | 利尻 | 利尻食品クラスター協議会 | 利尻産のウニ、昆布を使ったお茶漬けの開発 |
6 | 札幌 | フード塾 絶品コラボ商品開発チーム | キムチ未利用部分を活用した「おつまみスイーツ」第2弾の開発 |
7 | 岩見沢 | E-ZO(フード塾OB会) | フード塾OB会 E-ZO(イーゾ)北海道絶品ギフトの開発 |
8 | 江差 | ひやま漁業協同組合 江差支所 ナマコ協議会 販売促進部 | フリーズドライナマコ商品の開発とテスト販売 |
地域食品加工施設活用モデル事業
No | 地域 | 機関名 | 件名 | 使用予定加工施設 |
1 | 利尻 | NPO法人利尻ふる里・島づくりセンター | 地域食品加工施設を利用した昆布製品の加工品開発 |
道総研食品加工研究センター
利尻町交流促進支援施設どんと
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2 | 湧別 | 湧別漁業協同組合 ほたて生産部会 | 常温流通を可能とするケツブを使った調味加工品の開発 | 道総研網走水産試験場加工利用部 |
3 | 大空 | 齋藤農園 | 規格外セロリを活用したピクルス等加工製品の開発 | メルヘンカルチャーセンター |
4 | 稚内 | 株式会社石崎商店 | 道産素材100%のホッケ揚蒲鉾製品の開発 | 道総研食品加工研究センター |
5 | 美幌 | 合同会社 びほろ笑顔プロジェクト | 美幌加熱用トマトの商品開発 | オホーツク圏地域食品加工技術センター |
6 | 余市 | 有限会社丸イ 伊藤商店 | 日本海産春ニシン干物レトルト製品の開発 |
道総研食品加工研究センター
道総研中央水産試験場
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7 | 岩内 | 一八興業水産株式会社 | 「にしんすぱ」(オリーブオイル漬)の和風バージョンの開発 | 岩内町地場産業サポートセンター |
8 | 岩内 | 石塚水産 | 地産リ消(リゾート消費)・地ワインとのマリアージュを目指した蝦夷あわび等の新商品開発 | 岩内町地場産業サポートセンター |
9 | 千歳 | 株式会社もりもと | 小豆ポリフェノールを多く含む菓子製品の開発 | 道総研食品加工研究センター |
10 | 森 | 株式会社ジョウヤマイチ佐藤 | 真フグ及び真ほっけの有効活用に向けた加工品開発 | 北海道立工業技術センター(公益財団法人函館地域産業振興財団) |