ノーステック財団の概要
| 財団名称 | 公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター 略称:ノーステック財団(NOASTEC) 代表者 理事長 藤井 裕 |
| 基本財産 | 4,276百万円(2025年4月現在) |
| 役員等 | 評議員8名、理事14名(うち常勤4名)、監事2名(2025年4月現在) |
| 職員数 | 47名(2025年4月現在) |
事業内容
1.イノベーション創出に向けた人材・技術シーズの発掘と育成
従来から取り組んでいる研究開発助成事業について、研究成果をフォローアップし、事業展開が期待できるシーズに対して、専門家やアドバイザーを活用した課題解決支援、産学連携プロジェクト創成を支援し、事業化やスタートアップ創出に向けた取り組みを加速させる。
2.バイオ・ヘルスケア産業の育成・創出
超高齢社会を迎えて成長が期待されている健康・医療分野への新規参入や新商品開発について、福祉現場や薬事などに精通している専門人材と連携しながら支援を行う。バイオ系スタートアップ等への研究開発支援を継続し社会実装を加速させるとともに、国内外の企業間マッチングを支援することで道内バイオ関連企業のグローバル展開を後押しする。
3.ものづくり産業の育成と集積
道内企業の生産性向上を強力に支援するため 2022 年度に立ち上げた「北海道 DX 推進協働体」の機能を最大限に活用し、DX 化、ロボット導入、セキュリティ対策、省エネ診断など個社の状況に応じた伴走支援を推進する。
地域の一次産品を活用した付加価値の高い新商品開発については、2023 年度に立ち上げた「HOFOO プロジェクト」によって企画・開発・販売までの一貫した支援を実施する。また、食品産業クラスターの形成に向けたモデルグループを作り実践的な活動を進める。
4.持続可能で強靭な北海道産業の創出
「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて、北大キャンパスをフィールドとした実証事業として、電気と熱を統合制御するシステムや構内循環バスの脱炭素化の検討を推進する。
道内の半導体産業の成長に向けて、2023 年度に発足した「北海道半導体人材育成等推進協議会」をベースに、大学等と企業が連携した半導体人材育成に関する事業に取り組む。
5.地域×テクノロジーを支える共創基盤の構築
最終年度を迎える「チャレンジフィールド北海道」は、支援プロジェクトの社会実装を促進するとともに、2025 年度からの自走化に向けて、産学融合の新しい仕組みをノーステック財団内で引き継ぎ、事業として継続できる体制作りを進める。
スタートアップ創出支援については、HSFC(道内の大学・高専などからなるプラットフォーム)と連携し、大学発スタートアップ創出に向けた支援活動を強化して展開する。
所在地
| コラボほっかいどう |
〒001-0021 札幌市北区北21条西12丁目 北海道大学構内 |
| 幌延地圏環境研究所 |
〒098-3221 天塩郡幌延町栄町5番地3 |