道南間引きコンブペーストの製造とその特性を活かした調味料の製品化
道南間引きコンブペーストの製造とその特性を活かした調味料の製品化
企業名 | 曲〆髙橋水産株式会社 |
利用した補助金名 | 試作実証施設活用事業 |
開発協力機関 | (地独)北海道立総合研究機構 中央水産試験場 (地独)北海道立総合研究機構 食品加工研究センター |
概要 | 道南で養殖されているマコンブは4~5月にかけて間引きされ、その水揚げは100t近くになります。間引きコンブはボイルによって鮮やかな緑色になり、軟らかいという乾燥昆布とは違う特性を持っていますが有効活用されていませんでした。高橋水産(株)では、コンブの有効活用の一つとして、道南間引きコンブを活用した製品開発に取り組み、これまでに間引きコンブにホタテやツブを加えた惣菜品を製品化し、さらにコンブの風味が豊かで魚料理にあう調味料の開発に取り組みました。 間引きコンブをペーストにして添加したドレッシングについて安価でドレッシングに適したペーストの加工条件を検討し、食品加工研究センターの試作実証施設でペーストの製造を実施しました。これによりコンブペーストの製造方法を確立し、「海鮮丼のタレ」「海鮮サラダドレッシング」を試作しました。ターゲットを主婦層とし、札幌市中央卸売市場のロゴマークを採用、使用例をパッケージにするなど、目を引くデザインが印象的で手に取りやすい製品となりました。
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連絡先 | 札幌市中央区北12条西20丁目1番10号 TEL:011-618-2241 |