岩内地域の水産加工産地技術の高度化

岩内地域の水産加工産地技術の高度化

企業名 一八興業水産株式会社
利用した補助金名

地域プロジェクト創出支援事業

開発協力機関

岩内町地場産業サポートセンター

ノーステック財団

概要

岩内町は「身欠きにしん」の生産量が日本で一番多く(岩内海産商協同組合データより)、伝統的に高品質な技術を伝承している地域です。しかし、その消費量は年々減っています。

平成26年度、岩内町地場産業サポートセンターの設備と技術を活用し、にしんを原料とした加工食品の新商品開発を開始しました。従来のニシンの加工食品は、甘露煮などの和風の商品が多いため、洋風の商品であるオイル漬けに着目し、小骨対策と常温流通とするためレトルト殺菌を検討することとしました。

にしんの臭いを抑えるための加工方法を検討した結果、(有)釧路フィッシュの技術を参考に黒松内町トワ・ヴェールのホエイと岩内海洋深層水を調合し、その液に漬けこんでから乾燥させる方法を確立し、洋風ニシンの加工品「にしんすぱ」を開発しました。

連絡先

岩内郡岩内町字大浜68番地の7

Tel:0135-62-1811

岩内地域の水産加工産地技術の高度化