2023年度「感染症対策医療・予防関連開発補助金」の公募について

目的

ノーステック財団・札幌市は、新型コロナウイルスを含む感染症の治療や予防において、医療機関等のニーズに合った新たな技術・製品の開発等を目的として、将来的な実用化・事業化を目指した企業の取組を補助いたします。

対象者
 札幌市内に本社を有する中小企業
※ 共同研究グループを構築する場合は、共同研究グループは札幌市外も可とする。
 (共同研究グループに大学、試験研究機関を含むのは可)
※ 大学、試験研究機関は申請代表企業には該当しません。
対象となる研究開発

新型コロナウィルスを含む感染症の治療や予防において、医療機関等のニーズに合った新たな技術・製品の開発等を実施するもの。

(例)

 ・感染症の治療:創薬、検査キットの開発、感染症の作用機序解明等

 ・感染症の予防:ワクチン開発、予防製品、流行予測システムの開発等

応募締切
令和5年(2023年)5月25日(木)17:00締切
応募要領
採択予定件数
2件程度(予算の範囲内で採択件数の調整を行う場合があります)
補助金額(限度額)
1,000万円以内(補助申請下限額は100万円/件)
補助率

補助対象経費の2/3以内

事業実施期間

補助金交付決定の日から令和6年(2024年)3月8日(金)まで

※ただし、経費の執行は令和6年(2024年)2月29日(木)を期限とします。

対象経費

事業を遂行するために直接必要となる下記の経費を対象とします。

旅費※1 研究に直接的に関わる研究者・研究補助員旅費

原材料・消耗品費

事業の遂行に直接要する試薬、資材、部品、消耗品、書籍等の購入に要する経費(事務用品等の汎用物品は原則として補助対象外とします。)

研究補助員賃金 研究実施場所に一定期間出勤して、研究の遂行に直接必要な実験補助等を行う者に対しての賃金
通信・運搬費 研究の遂行に直接要する切手、宅配料等の経費

機器リース料

実験装置、測定機器、その他設備・備品等であって、事業遂行に直接使用するために、その賃借・リースに要した経費

機器購入費※2

事業の遂行に必要な機器・設備類の購入に要した経費

施設及び設備等

賃借料

実験装置、測定機器、その他設備・備品等であって、事業の遂行に直接使用した場合、その使用に要した経費

産業財産権等出願費※3

特許等の出願に要した費用

外注費

(調査・分析・加工など)

・調査:事業の遂行に必要な各種調査業務を外部に委託する経費

・分析:事業の遂行に直接要する試薬、資材、部品の製作および外注分析に要する経費

・加工:事業の遂行に必要な機器・設備類の製造費、改造費、修繕経費等

その他の経費

上記の他、大学との共同研究費など、事業の遂行に必要と認められる経費

・共同研究グループの場合は、原則として共同研究グループを構成する企業からの物品の調達や、当該企業への外注委託等は認められません。

やむを得ず必要となる場合は、必ず事前にご相談ください。(なお、共同研究企業の支出経費を補助対象にすることは可能です。)

・事業計画に対して適切に積算されているか、内容の確認を求める場合があります(他にも必要な経費が想定されるのに一つの経費区分に全額計上している等)。

・消費税及び地方消費税額は補助対象経費から除きますので、事業費の積算において消費税等は減額して算定してください。(課税仕入れに伴う消費税等の還付金と補助金交付が重複しないようにするためです。)

 

※1:交通費は実費(ただし、クラスJ等のプレミアムエコノミークラス、特別車両料金、特別船室料金、特別席料金等を除く)とします。

※2:パソコン、プリンタ、コンピュータ周辺機器、デジタルカメラ等の汎用物品は原則として補助対象外とします。

※3:研究開発を実施する上で、他の特許等の利用権利を取得するための経費は対象外となります。

 

 

次のものは補助対象経費となりませんのでご注意ください。

土地及び建物の購入または借上料等に係る経費

②施設等の改造費、既存設備・機械の使用料、固定資産税、水道光熱費等

③食料費、接待費、会食費等の個人消費的経費

④他の用途との併用となっている旅費

申込書類
 
※本年度よりオンラインにて申請を受付します。 利用方法は、以下のURLで確認できます。
問い合わせ先
〒001-0021
札幌市北区北21条西12丁目 北海道大学構内 コラボほっかいどう
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)
研究開発支援部  小原、梶原 
TEL:011-708-6392 E-mail:kenkyu@noastec.jp