「若手研究者交流会」と第14回理事長賞贈呈式を開催しました

 10月4日、道内の若手研究者の人材育成・ネットワーク形成支援を目的に当財団が実施している研究開発助成事業の若手採択者を対象として交流会を開催しました。本交流会は、コロナウイルス感染拡大の影響により、令和元年度以来3年ぶりの開催となりました。

 工学、医学、薬学、農学など、それぞれ異分野の若手研究者39名にご参加いただき、同世代の研究者間で積極的な情報交換が行われました。当日は研究者のみならず、産学連携支援を行なう行政機関・支援機関等の参加もあり、新たな連携を深めようと交流が図られました。

 

 また、助成対象研究テーマの中から、旭川医科大学 先進医工学研究センター 助教 佐藤 康史 氏の「体内バイオプロセスによる自己組織由来組織工学人工心臓弁の開発」に対し、第14回理事長賞を贈呈しました。

 佐藤先生は、現在、心臓弁の治療に使われている機械弁や生体弁に代わる新規人工弁として、患者の体内で組織を作製する、自己組織由来の組織工学人工心臓弁の開発を進めています。ノーステック財団では、先進的な取り組みでこれからの課題解決を担う若手研究者を応援していきます。

 

 

【写真】研究者交流会と理事長賞贈呈式の様子

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