日本薬局協励会北海道合同支部研修会において当財団職員が特別講演を行いました
当財団と健康長寿に関する連携協定を締結している一般社団法人日本薬局協励会北海道合同支部主催の研修会「平成30年度学術繁栄講座」が、さる9月30日(日)に札幌市内のホテルで開催され、当財団研究開発支援部の相澤美貴担当が、特別講演を行いました。
このたびの研修会のテーマは「サルコペニア・フレイル研修会」でしたが、相澤担当は「サルコペニアの発症メカニズムとその対抗策」と題し、大学において従事していた研究の知見を活かした講演を行いました。
一般的に高齢期になると発症することの多いサルコペニア(骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能の低下)は、昨今の急速な高齢化と共に増加しており、その予防や対策が急務と言われています。
この度の講演では、サルコペニアの発症メカニズムをはじめとして、その予防策としてのバランスの良い栄養摂取やエネルギーコントロール、さらには運動が極めて重要であることなどを紹介しました。
この研修会は同会に加盟する薬局の薬剤師が対象者であり、当日約100名の受講者のみなさんが興味深く聴講されていました。