R&Bパーク札幌大通サテライトに「総合相談窓口」を開設しました

 当財団では、9月1日(月)、道内の大学・試験研究機関など48機関から成る協働体と連携して企業や産業の課題を解決する「総合相談窓口」をR&Bパーク札幌大通りサテライト(愛称:HiNT)に開設しました。このような広域協働体としては道内最大規模であり、これら協働体と連携して地域の課題解決に取り組む事業は、道内では初めてとなります。これは、当財団が、本年度開始された経済産業省の補助事業「北海道地域イノベーション創出協働体形成事業」の一環として行なうものです。
 この事業は、北海道内の大学や公設研究機関等からなる協働体を形成し、各機関が保有する人・設備・情報などの研究開発資源を相互に活用、地域のイノベーション創出基盤の整備と地域経済の活性化を図ることを目的とするもので、企業や産業の課題についてもこれら協働体の資源を最大限に活用してワンストップで解決していくものです。
 今回、企業の課題や産業課題へ対応するため、函館・室蘭など道内6圏域に地域の窓口を設置するほか、札幌に「総合相談窓口」を設置し、課題解決に豊富な経験を持つテクノ・コンシェルジェ*を配置しました。
 地域の企業が抱える課題は、実用化・事業化に直接結びつくものが多く、事業化と技術開発に要する時期の整合性や市場で受け入れられる製品の有り様、開発及び事業化に要するコストの採算性等をあらかじめ検証することが重要です。豊富な経験や多彩な知識を持つテクノ・コンシェルジェを配置することで、これら事業化に必須の要素を具体化するための適切な助言や、これに基づいた支援が行なわれ、企業の技術課題解決に向けた技術支援、研究開発事業への展開を図ることができます。
 テクノ・コンシェルジェは、これら課題解決に向けて自己の技能、能力、経験を活用するほか、協働体の参加機関や道内外の研究者・コーディネータなど「専門家」と密接に連携し、それらの中から最適な人材の招聘・派遣や、機関がもつ様々な事業への橋渡しなどで解決にあたります。
*テクノ・コンシェルジェ:技術の総合案内人。技術課題に対して最適な解決策で対応します。