プロジェクトの紹介
ビジネス開発事業化プロジェクト
ビジネス開発事業化プロジェクト

現場の声に耳を傾け長年の試行錯誤を繰り返す

ホタテ養殖カゴからのホタテ貝分離装置の開発

株式会社 北村鉄工所
網走市南7条東6丁目16番地
TEL.0152-44-1234

活用した支援制度:プロジェクト事業化開発支援事業(北海道)

■主な開発協力機関等
北見工業技術センター

中断を乗り越えての開発

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▲実際の養殖カゴを用いた試験の様子
 昭和32年の創業以来、鉄工を中心とする製品開発を手がけている㈱北村鉄工所。鉄工のみならず船舶関係の動力装置や漁労の機械など幅広い分野で高い技術力を発揮し、水産業に貢献している会社です。近年は、ホタテ養殖に関連した装置の開発に力を注いでいます。
 ホタテ貝は、北海道全体の漁業生産高のおよそ1割を占め、全国第1位の生産額を誇る、道内の主要な特産品のひとつです。
 このホタテ生産を裏方で支えているのが同社の装置。これまで「貝の振るい落とし装置」や「形状選別装置」などを開発し、道内各地の沿岸漁業業者に使われてきました。中でも、養殖カゴから貝を分離させる装置については、ユーザーである漁業者の要望から取り組んできたもの。数年前から試行錯誤を重ね、製品化を検討してきました。
 しかし、装置自体が大きい割には作業性が上がらず、価格も割高になったため実用化に至らなかったそうです。いったんは中断された製品開発でしたが、再び、ユーザーからの強い要望に応えるかたちで、北見工業技術センターへも相談。事業化への道が開けたそうです。
 現場の声をもとに、改善に次ぐ改善。作業性の良さ、労力の低減を追求し、生産性の向上を目指す一方で、耐久性や安全対策といった地道な検証も重ねます。また、良いものを目指すほど、コスト面とのバランスも求められます。さらに、宣伝や販売方法についても「いくつかの課題も見えてきた。」と北村社長。北海道の沿岸漁業の発展に貢献したいという同社の想いが、飽くなき製品開発を支えています。

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