プロジェクトの紹介
ビジネス開発事業化プロジェクト
ビジネス開発事業化プロジェクト

北海道産のガンギエイ(カスベ)から 抽出した「ムチン」を使用したサプリメント

無添加健康食品、化粧品の製造販売

丸共バイオフーズ 株式会社
稚内市中央4丁目18-18
TEL.0162-23-4055 / FAX.0162-23-4056
http://mbfnet.shop4.makeshop.jp/

活用した支援制度:北海道中小企業応援ファンド事業(㈶北海道中小企業総合支援センター)

■主な開発協力機関等
旭川医科大学/ノーステック財団

北の海から機能性商品を開発


2010_02.jpg
▲ネーミングもユニークな製品
 稚内市で水産物の製造販売・加工を行う丸共水産㈱の関連会社が、丸共バイオフーズです。社内ベンチャーとしてスタートした後、平成15年に分社しました。同社ではこれまでに、エイ軟骨から抽出したコンドロイチンやコラーゲン製品を開発、販売してきました。無添加の天然素材にこだわり、健康食品や化粧品を自社工場で製造しています。
 北の海で獲れるエイ(カスベ)の皮はこれまで使い道がなく、捨てられていたものでした。しかし、これに着目し「何かあるのではないか」と考えたのが、同社の社長・宮本宜之さんです。宮本さんはすぐに北海道大学や旭川医科大学と共同研究を行い、この「何か」を「ムチン」という成分であることを突き止めます。ムチンとは、糖を多量に含む糖タンパク質の混合物であり細胞の保護や潤滑物質としての役割がある成分。強い粘性を持ち、保水力が非常に高いという性質を持っています。このエイから抽出したムチンの特長は非常に多くのシアル酸を含んでいることでした。シアル酸は、病原菌などに対する感染予防効果があることが判かっており、このシアル酸を多く含むものとしては、中華料理の高級食材である「ツバメの巣」が知られています。
 分析調査の結果、このエイから抽出された「ムチン」は、「ツバメの巣」を上回る量のシアル酸を含んでいることが判りました。この成分を使って、サプリメントとして商品化したものが「通勤電車に乗る前に」です。主に首都圏の女性をターゲットに、混雑している通勤電車に乗る時に、マスクをするかわりに一粒、口の中で溶かして食べていただきたいと思い発売。ネーミングにこだわり、パッケージも工夫されています。
 宮本さんは「『ムチン』や『シアル酸』といった言葉自体が広がってくれれば」と、今後に期待をかけます。天然素材100%にこだわり、地元の未利用資源を活かした高付加価値型商品の普及に、一層の意欲を燃やしています。



インデックス