北海道のバイオ産業のネットワーク、道外パートナーズとの連携・販路拡大

英語ページ
日本語ページ

北海道バイオ産業クラスター・フォーラムとは?

 北海道経済産業局では、平成13年4月に情報産業クラスターとバイオ産業クラスターの形成を目指す「北海道スーパー・クラスター振興戦略」をキックオフし、その形成実現に積極的に取り組んできました。こうした動きを受けて、平成14年7月、「北海道バイオ産業クラスター・フォーラム」が設立され、クラスター形成・発展に向けた本格的な活動が開始されました。
 平成23年度からは、10年間の成長戦略として、「バイオで拓く新たな食・健康」をキーワードに「北海道バイオイノベーション戦略」を策定し、食資源や医療・医薬分野の研究シーズなど、北海道の強みを生かしたバイオ技術の活用による、食・農・健康分野のイノベーション創出、関連産業の高付加価値化を推進しています。
 北海道バイオ産業クラスター・フォーラムでは、北海道のバイオ産業を成長、発展させていくために、道内のバイオ企業のネットワーク化を図るとともに、道外の商社、VC、金融機関、メーカー等道内のバイオ企業のビジネスパートナーとなりうる企業群による「道外パートナーズ」と連携し、道内外でのバイオビジネス交流を活発化(企業マッチング)させることにより、道内で生み出されるバイオ製品の販路拡大等を目指しています。
 更に、大学・研究機関のネットワークや、企業等による自立的活動のネットワーク、地域・分野拠点組織のネットワークなどの重層的なネットワークとの連携により、一層の成果を生み出すこととしております。
 こうした活動により、北海道のバイオ産業は、企業集積や知名度向上等の成果が生まれ、売上・従業員数が増加するなど力強く成長しております。

我が国のバイオクラスター形成促進地域・バイオベンチャー企業数




北海道バイオ産業クラスターの特徴

 年々増加を続けている北海道バイオ産業クラスターの企業を業種別に見ますと、機能性食品・化粧品(47%)が最も多く、次いで、研究支援(14%)、医療・医薬(14%)、アグリバイオ(9%)と続いています。
 また、平成23年度売上見込みが約508億円(対前年度比0.0%増)、従業員数が1,579名(対前年度比1.5%増)となっております。

企業の業種分野別構成(北海道バイオレポート2012)


機能性食品・化粧品 農水産資源や微生物等を用いた機能性食品、化粧品及び原料等の開発 など
医療・医薬 バイオ医薬品・医薬品原料、医療材料等の開発、医療診断技術等の研究開発 など
研究支援 研究用試薬・実験動物等の開発、安全・薬理等受託試験、遺伝子・たんぱく質等の研究開発・解析サービス など
アグリバイオ 種苗・育種、植物育成・活性剤等の開発、微生物等を用いた農業・畜産・緑化資材等の開発 など
その他 微生物を用いた環境浄化・バイオマス装置等の開発、バイオ関連の研究機器・装置等の開発、バイオインフォマティクス など

売上高・従業員数の推移(北海道バイオレポート2012)


売上高 従業員数

大学発バイオベンチャー数(北海道経済産業局)


バイオ その他

研究開発投資額の推移(北海道バイオレポート2012)


研究開発投資額

高く評価される北海道バイオ産業クラスター・フォーラム

 2011年2月、欧州委員会研究・イノベーション総局(European Commission Directorate-General for Research & Innovation)では、ヨーロッパの産業競争力の強化に必要な「成功するための要因の抽出・特定」と「新たな成果指標の立案」を行うため、世界で特色ある16のバイオクラスターを対象として調査を行いました。
 本調査では、北海道バイオ産業クラスター・フォーラムが調査対象に選定されるとともに、「高度な研究が実施されている」、「起業文化が機能している」、「研究開発面の支援が十分である」等の理由から「成熟段階のクラスター」であると格付けされました。
 北海道バイオ産業クラスターでは、調査結果で示された産学官ネットワーク構築活動の継続や、国際的認知度の向上などの取組みを強化して、更なる発展を目指してまいります。